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人を動かす3原則-その2

本文より抜粋




人を動かす秘訣は、この世に、
ただひとつしかない

この事実に気づいている人は
はなはだ少ないように思われる

しかし、人を動かす秘訣は
間違いなく、一つしかないのである

すなわち

みずから動きたくなる気持ちを起こさせること

これが秘訣だ

重ねて言うが、
これ以外に秘訣はない


もちろん、
相手の胸にピストルを突きつけて

腕時計を差し出したくなる気持ちを
起こさせることは出来る

少なくとも
監視の目を向けている間だけは

ムチやおどし言葉で子供を
好きなように動かすことが出来る

しかし

こういうお粗末な方法には
常にこのましくない跳ね返りがつきものだ



人を動かすには
相手の欲しがっているものを与えるのが
唯一の方法だ

人は何を欲しがっているか?


たとえ


欲しいものがあまりないような人にも
あくまでも手に入れないと

承知できないほど欲しいものが
いくつかあるはずだ

普通の人間なら
まず、次にあげるようなモノをほしがるだろう



1、健康と長寿
2、食物
3、睡眠
4、金銭及び金銭によって買えるもの
5、来世の生命
6、性欲の満足
7、子孫の繁栄
8、自己の重要間



このような欲求は
たいていは満たすことが出来るものだが

一つだけ
例外がある

この欲求は
食物や睡眠の欲求同様なかなか根強く

しかも
めったに満たされることがないものなのだ



つまり



8番目の"自己重要感"がそれで

フロイトのいう
"偉くなりたいと言う願望"であり

デューイの
"重要人物たらんとする欲求"である




自己の重要感に対する欲求は
人間を動物から区別している

主たる人間の特性である



数多くの少年たちが
悪の道に引き込まれるのも

この欲求からで
ニューヨークの警視総監だったマルルーネは、こう言っている


「近頃の、青少年犯罪は
まるで自我の塊のようだ

逮捕後、彼らの最初の欲求は
自分を英雄扱いして

書き立てている新聞を
見せてくれということだ

自分の写真が

スポーツの名選手、映画やテレビのスター、
有名な政治家などの写真と一緒に載っているのを眺めると

電気椅子にすわらせられる心配などは
はるかかなたへ遠ざかってしまう」




自己の重要感を満足させる方法は
人それぞれ違っており

その方法を聞けば
その人物がどのような人物かあるがわかる

自己の重要感を満足させる方法によって
その人間の性格が決まるのである




「ウィーンの再会」という有名な劇で主役を演じた
名優・アルフレッド・ランドも

「私に最も必要な栄養物は、自己評価を高めてくれる言葉」
と言っている



人間は例外なく他人から評価を受けたいと
強く望んでいるのだ

この事実を
決して忘れてはならない



深い思いやりから出る感謝の言葉をふりまきながら
日々を過ごす



これが友を作り
人を動かす秘訣である



エマーソン(米国の思想家)は、
またこうも言っている


「どんな人間でも、何かの点で、
私よりも優れている

私の学ぶべきものを
持っているという点で」


エマーソンにしてこの言葉あり
ましてやわれわれ凡俗はなおさらである




自分の長所、欲求を忘れて
他人の長所を考えようではないか

そうすれば
お世辞などは全く無用になるし

うそでない心からの賞賛を与えよう

シュワップのように
"心から賛成し、惜しみなく賛辞を与え"よう

相手は
それを、心の奥深くしまいこんで

終生忘れないだろう


与えた本人が忘れても
受けた相手はいつまでも忘れないで


いつくしむだろう




人を動かす原則その2

「率直で、誠実な評価を与える」



●読後の感想●

やる気を出させるには

自己重要感を
持たせるかことか・・

なるほど
by mori2006 | 2008-09-09 22:26
<< 人を動かす3原則-その3 最終章 人を動かすー3原則その一 >>




ネット起業しました。一番、ツライのはとてつもない孤独感に襲われることと、結果がなかなか伴わないこと・・。時折、ウツっぽくなる事も・・。
by mori2006
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